FAN MEETING REPORT
2023年10月30日
オリエントスターを愛する人たちへ感謝を込めて。
2023年9月6日、ファンミーティングを開催しました。
ファンの皆様と一堂に会し、素晴らしい時間を共に!初代モデルの誕生から70年を越え、さらなる進化と機械式時計ならではの魅力を追求するオリエントスター。このブランドを愛するファンに感謝の思いを込め、2023年9月6日にファンミーティングを開催しました。
今回は、待望のフェイストゥフェイスでのファンミーティング。会場のエプソンスクエア丸の内にご招待させていただいた70名の幅広い世代のファンの方々に、新作の実機や素敵なゲストを直接ご紹介できたことは望外の喜びとなりました。
新たなブランドステートメントで歩んでいく未来。
新たなMコレクションズで動いていく物語。
この日の司会は、「美人すぎるメンズファッションライター」として時計ファンにも知られる丸山尚弓氏。
丸山氏の紹介を受けた弊社の営業責任者から、「『輝ける星』と呼ばれる時計を、いつまでも。1951年に誕生したオリエントスターは、あなたと共に輝きのある時を刻み続けます。」という再構築されたブランドステートメントの説明がありました。
デザイン、パーツ、製造、すべての点で「輝ける星」と呼ばれる機械式時計を作りたいというオリエントスター誕生以来の想い。この先いつまでも「輝ける星」と呼ばれる時計をお届けするために今回のブランドステートメントでは、時計を手にした瞬間に感じる「感動を呼び起こすものづくりとストーリーを」磨き上げること、人生の「かけがえのない時を共に歩む揺るぎない信頼を」培うこと、「オーナー同士の豊かな交歓から生まれる和を」育むこと、の3つを今後の取り組みとして謳っています。
それぞれのストーリーを持つ「M45」「M34」「M42」からなる「Mコレクションズ」は、まさにそうした取り組みの一つ。デザインを変えない部分と変えていい部分を決め、“顔”となるような長く親しまれる商品群を作っていきます。また、デザインを変えないことで、サービスパーツも長期にわたる提供が可能になるという説明に、多くのファンが納得されました。
ブランドステートメントの詳細についてはこちら
ブランドストーリー/Brand Story |
オリエントスター/ORIENT STAR(orient-watch.jp)
Mコレクションズの詳細についてはこちら
オリエントスター/ORIENT STAR(orient-watch.jp)
澄みわたる天空に輝く3つのストーリー。
オリエントスター2023年秋冬新商品ご紹介。
続いて2023年の秋冬の新作紹介が企画担当者より行われました。まずは『M34 F7 セミスケルトン』。この秋のオリエントスターの目玉商品であり、オーロラをテーマに神秘的な色のうつろいをダイヤルで表現するため、素材には見る角度によって表情が変化する白蝶貝を採用。グラデーション塗装によって、夜空に浮かぶ光のカーテンが色鮮やかに描き出されていることが特長だと語りました。
次に『M45 F5 メカニカルムーンフェイズ』。秋田県田沢湖の湖面に映る月を表現した昨年に続き、今年の新作では冬が近づく夜の田沢湖の情景を情緒的に表現しています。白蝶貝とグラデーションを組み合わせたブラウンダイヤルは夜の湖面を思わせ、ムーンフェイズ機構のディスクでは薄雲にかかる銀色の月を表しました。商品企画担当者は、秋田県はオリエントスターにとって特別な場所であることを強調しました。
最後に『M42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタン』。チタン材の採用により、昨年発売されたステンレス材を使用した『M42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m』に比べ、約35%も軽量化。機能性の向上に加え、チタン独特のグレートーンをうまくデザインに落とし込み、現代的なダイバーズウオッチに進化させています。
2人のゲストが煌めく。『クロノス日本版』編集長 広田雅将氏と『HODINKEE Japan』編集長 関口優氏。
会場の拍手がこの日一番大きくなりました。司会の丸山氏が二人のゲストをご紹介。『クロノス日本版』および「webChronos」の編集長で時計ジャーナリストの広田雅将氏、そして世界的な時計メディア『HODINKEE
Japan』編集長の関口優氏です。
弊社の商品企画担当者2名も加わった計4名で、オリエントスター秋冬の新作を深掘りしていくトークショーがスタートしました。
「基本的に日本の時計メーカーは遊びのない、かっちりした時計を作りがちだが、オリエントスターは違う。スケルトンから始まり、メカニカルムーンフェイズ、そして今回のマザーオブパールとカラーリング。独自路線を歩む、この“攻めている”感じがいいですね」と語る広田氏は、『M34 F7 セミスケルトン』のオーロラをイメージした色使いを評価。それを受けて商品企画担当者も、ブルーとグリーンのグラデーションの発色や幅、白蝶貝の素材を生かすための塗装の工夫など、文字板へのこだわりを技術面から解説しました。
「オリエントスターは、文字板に“遊び”のセンスが感じられる点が気に入っています」と語る関口氏は、『M45 F5 メカニカルムーンフェイズ』の文字板に注目。「マザーオブパールの外周にかけたグラデーション、3つに分けた仕上げ、手の込んだ印刷が施された中央の「OS」マークなど、さらに一段階、手がかかっている印象です」。商品企画担当者は文字板に加え、視認性を高めたリーフ針や、広田氏いわく「オリエントスターの一つの完成形」であるメカニカルムーンフェイズについても解説を加えました。
関口氏が「ダイバーズウオッチのデザインは差が出づらいけれども、オリエントスターのデザインにはオリジンがある」と評価したのが『M42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタン』。広田氏は「ISO 6425規格に準拠した本格的なダイバーズウオッチで、チタン製ならではの113gという軽さ」を強調すると共に、回転ベゼルの触り心地やグレートーンの色調など、チタンという素材がもたらす魅力を力説していました。
二人の熱い語りに、力強くうなずかれるファンの方々も多かったトークショーと共に第1部が終了しました。
トークショーだけではない。分解ショーもある。
そして、ファンの表情を輝かせるおみやげグッズもある。
イベントのラストはフリーツアーと題した展示会でした。「M45」「M34」「M42」の各コレクションが並ぶ展示台にはすぐに人だかりができ、ファンの方々が実機を実際に手に取って、そのデザインや感触を確かめていました。どなたも、ご参加いただいたファンだけに許された体験を心から楽しまれているご様子です。
ひときわ注目を集めていたのが「分解ショー」。長野県にあるセイコーエプソンの工房から時計技能士が来場し、『M45 F7 メカニカルムーンフェイズ』などの新作を実演で分解していきます。作業台の上には、文字板から微細なネジまで、分解された部品がぎっしりと並び、技能士が手に取る見慣れない工具の数々と相まって、ファンの目をくぎづけにしていました。
ご来場された皆様には、末永くファンであり続けていただきたいとの思いを込め、オリエントスターのロゴが入ったオリジナルマグカップをはじめ、ロゴ入りミネラルウォーターやポテトチップスなどのノベルティーグッズが贈られました。
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